婚約指輪と結婚指輪の上手なサイズの選び方
はじめに
婚約指輪とは、結婚の約束をする際に男性から女性にプレゼントする指輪のことで、この風習は古代エジプト時代からあるものです。
日本には、明治時代に伝わってきた風習で、左手の薬指は、心臓と繋がっていて愛のパワーが宿ると言われています。
婚約指輪の相場は、ひと昔前には、給料の3ヵ月分と言われていましたが、最近の相場は20~40万円ほどです。
基本的には、婚約指輪はオーダーメイドのため、手元に届くまでにおおよそ1~2ヵ月かかります。そのため、プロポーズや結婚を決めたら、早めに婚約指輪を探し始めたほうが良いでしょう。
最近では、婚約指輪を結婚指輪と重ねて身に着ける方も増えています。そのため、結婚指輪のことも踏まえて、婚約指輪を選ぶのも一つの方法でしょう。
結婚指輪はペアの指輪で、結婚式に交換し合います。
一般的に、結婚後は日常的に左手の薬指につけることが多いため、比較的、シンプルなデザインのものが多いです。また、婚約指輪とブランドを揃えると、重ねて着けやすいため、女性に喜ばれるでしょう。
いざ、プロポーズや結婚を決めて指輪を購入しようとする際、相手の指輪のサイズがわからない、という方も多いのではないでしょうか。
パートナーと一緒に選ぶ際には問題ありませんが、プロポーズで、婚約指輪をサプライズプレゼントしたい場合には、指輪のサイズをこっそり知りたいものです。
そこで今回は、指輪のサイズの測り方や、サイズが変わった時のお直しの方法をご紹介します。
婚約指輪・結婚指輪の平均サイズ
薬指の指輪のサイズは人それぞれですが、日本人の女性の平均サイズは9~10号、男性は14~16号と言われています。
身長と体重別に平均すると、以下の通りです。
◇女性
身長145~150cm、体重45~55kg:6号
身長151~155cm、体重50~55kg:7号
身長156~160cm、体重50~55kg:8号
身長161~170cm、体重55~60kg:9号
◇男性
身長155~160cm、体重60~65kg:15号
身長161~170cm、体重65~75kg:16号
身長171~180cm、体重70~80kg:17号
身長171~180cm、体重81~90kg:18号 / 身長181~185cm、体重85~95kg:20号
以上の数値が、平均サイズになります。
しかし、人によっては、身長に比べて指が細い、関節が太いなど、また環境の変化や加齢に伴って指輪のサイズが変わることもあります。
指輪のデザインによっては、1号前後変化することもあるため、平均サイズは、あくまでも参考程度にされることをおすすめします。
結婚指輪は、何十年と着けるものです。その時の、ご自身の指に合ったサイズを選んだ方が良いでしょう。稀に、将来に備えて、少し大きめのサイズの結婚指輪を選ぶ方もいますが、違和感が出ることもあるため、注意が必要でしょう。
基本的には、指輪のサイズは1号刻みですが、中には0.5号や0.25号ずつ刻んでいるブランドもあるため、「9号だときついけど10号だとゆるい」といった方は、細かいサイズを用意しているブランドか、オーダーメイドがおすすめです。
オーダーメイドの場合、リングと石などのパーツをお好みで組み合わせて作るセミオーダーと、デザインから全てご自身で決めるフルオーダーがあります。
そのため、サイズのフィット感はもちろん、世界に1ペアだけのオリジナルの指輪を作ることができます。
指輪のサイズの測り方
薬指の指輪のサイズは人それぞれですが、日本人の女性の平均サイズは9~10号、男性は14~16号と言われています。
身長と体重別に平均すると、以下の通りです。
指輪のサイズは、指の直径と円周によって決まっていて、9号の円周は49.2mm、15号の円周は55.5mmというように、円周を測れば、おおよその指輪のサイズがわかると言われています。
実際にお店に行って指輪をつけてみるのが一番ですが、身近にあるもので手軽に測ることができるため、その方法をいくつかご紹介します。
リングサイズゲージを使う
指輪のサイズは、指の直径と円周によって決まっていて、9号の円周は49.2mm、15号の円周は55.5mmというように、円周を測れば、おおよその指輪のサイズがわかると言われています。
実際にお店に行って指輪をつけてみるのが一番ですが、身近にあるもので手軽に測ることができるため、その方法をいくつかご紹介します。
糸やビニールひもを使う
左手の薬指の第二関節のすぐ下あたりに、伸縮性のない糸やビニール紐などを巻いて、ペンで印をつけて定規で長さを測ることでサイズがわかります。
伸縮性のある糸などを使うと正しく測れないため、注意が必要です。
ストローの紙を使う
飲食店などで提供される、ストローの紙を巻きつけて測ることもできます。
ストローの紙は簡単に折り目をつけることができるため、比較的スムーズに測ることができます。
プラスチックコードを使う
配線をまとめるのによく使われているプラスチックコードを、巻きつけて測ることもできます。
紙のように破れる心配がなく、固定できるため簡単に測れますが、きつく固定すると抜けなくなってしまうため、注意しましょう。
配線をまとめるのによく使われているプラスチックコードを、巻きつけて測ることもできます。
紙のように破れる心配がなく、固定できるため簡単に測れますが、きつく固定すると抜けなくなってしまうため、注意しましょう。
以上のように、身近なもので指輪のサイズを測ることができますが、時間帯によっては指の太さが変わることもあり、多少の誤差が出る可能性もあります。そのため、時間帯を変えて、最低でも2回以上は測ることをおすすめします。
測り終えたらインターネットなどで指輪サイズ一覧表を見て、指輪のサイズを確認しましょう。
また、サプライズプレゼントとして用意したい場合には、パートナーが寝ている間などにこっそり測ることをおすすめします。
指輪のサイズが変わることがある?
指輪のサイズは、むくみに大きく影響されるものです。
特に、指は心臓から遠いため、血液が届きにくく、むくみやすい傾向にあります。
人によっては、むくみにより、指輪のサイズが1日で0.5~2号も変化する場合があるようです。
むくみが起こる原因としては、以下のものが挙げられます。
気温
指は、気温が高いと血流が良くなるため膨張しやすく、気温が低いと毛細血管の収縮や肌の乾燥によって、細く感じやすい傾向にあります。
よって、夏はむくみやすく、冬はむくみにくいです。また、人によっては季節の変わり目に指がむくんだり、細く感じることがあります。
水分
水分・アルコール・塩分を過剰に摂り過ぎてリンパの流れが悪くなると、血管の周りに水分が溜まって、むくみとなってしまいます。
血液は、心臓がポンプとなって循環させてくれますが、リンパを循環させるには、筋肉を動かして循環させる必要があります。
指のむくみをとる場合には、心臓より高い位置で、手を握ったり開いたりを繰り返すだけでも効果があります。また、リンパをマッサージすることでも循環させることができます。
時間帯
一般的に、朝と夜はむくみやすく、日中の10:00~16:00はむくみにくいと言われています。朝は、寝ている間に足に溜まっていた水分が手に流れてくるため、起きてすぐは指もむくみやすくなります。
また、日中に重力の影響を受けながら、座りっぱなしや立ちっぱなしといった姿勢で過ごしていると、夜にむくみやすくなります。
血液は、心臓がポンプとなって循環させてくれますが、リンパを循環させるには、筋肉を動かして循環させる必要があります。
以上のように、様々な原因によってむくみが起きることで、指輪のサイズが変わるという方は少なくありません。実際、お酒を飲んだ次の日や、体調の良くない時にむくみやすいという体質の方もいらっしゃいます。
指輪のサイズを測る際には、日中のむくみにくい時間帯や、体調の良い時に測るのがおすすめです。また、指輪のデザインによっても、ゆるく感じたり、きつく感じたりすることがあります。
例えば、リングが細いデザインの指輪の場合は、指に触れる面積が小さい分、くるくると回りやすくなります。逆に、リングに幅のあるデザインの場合は、指と触れる面積が大きい分、きつく感じやすくなります。
そのため、幅のあるデザインの場合には、1サイズ大きい指輪を選ぶことをおすすめします。
指輪のサイズが合わなくても大丈夫!
結婚指輪は、何十年と毎日着け続けるものですが、身体の変化に伴って指輪のサイズが変わり、着け心地に違和感が出る方も少なくありません。
指輪がゆるくなってしまったり、きつくなってしまったため、指輪を着けるのが億劫になってしまったという方もいらっしゃいます。
そんな時には、指輪のサイズ直しサービスがおすすめです。
指輪のサイズ直しをすることによって、違和感なく、着け続けることができます。
サイズ直しの方法は、いくつかあります。
実際にどんな方法があるのかを、見ていきましょう。
サイズを大きくする方法
・切り離して金属を足す
指輪の細い部分や装飾の入っていない部分、主に手のひら側を切って拡げ、金属を継ぎ足すことでサイズを大きくします。 溶接ができるプラチナ、ゴールド、シルバー製のものは主にこの方法を用いてサイズアップを行います。
指輪に宝石がついていてロウ付けができない場合は、レーザー溶接にてサイズ直しが可能です。しかし、指輪の形状によってはレーザー溶接ができない場合もあります。
また、指輪の表面に連続した模様が入っている場合は、継ぎ足した部分に模様が入らず途切れてしまうため、シンプルなデザインの場合に有効な方法です。
・切り離さず、金属を叩いて伸ばす
指輪の全体、もしくは部分的に叩くことで地金を伸ばし、サイズを大きくします。プラチナ、ゴールド、シルバー製も含めほんの少しだけサイズを大きくしたい場合にこの手法が用いられます。だたし、叩いて伸ばすことでデザインが変わったり、内側の刻印がつぶれたりする可能性がありますので、微妙な調整(0.5号~1号)の場合に有効な方法です。
・内側を削り、内径を拡げる
指輪の内側を全体、もしくは部分的に削り内径を拡げる方法です。主にエタニティリングなどに用いられますが、削っても十分な厚みが必要なため、あまり大幅なサイズアップには向いていません。指輪の外側全体に宝石が散りばめられていたり、崩せない模様が彫られている場合に有効な方法です。
サイズを小さくする方法
・小さくする分だけ切除し、接続する
指輪を小さくしたい分だけ切除し、円周を短くしてから切った部分を詰めてロウ付けをし、接続する方法です。
この方法は、指輪を切除してしまうため、デザインの整合性が取れるように調整する必要があります。指輪を接続する際にロウ付け法を使うため、溶接ができるプラチナやゴールドでできた指輪の修理が可能です。
・小さくする分だけ切除し、直径を縮める
熱に弱い石が指輪についていて、熱を加えるロウ付けができない時に使われる方法です。
仕上がりは、フリーサイズの指輪のように欠けた形になるため、切除する部分は、外側にも内側にもデザインがない部分を切除します。
指輪がロウ付けできない素材で、どうしてもサイズ直しをしたい場合に採用される方法です。
・内側に素材を足して内径を縮める
指輪が、切断や溶接ができない素材で作られている場合、内側に素材を足して内径を縮める方法です。
この方法は、指輪のボリュームとデザインが均一なものに向いています。
指輪に素材を足すため、指輪自体にボリュームが増すことを、念頭に入れておいたほうが良いでしょう。
・指輪を圧縮する
指輪を、すり鉢の形をした穴に叩き込んで、全体を均一に縮める方法です。
この方法も、切断や溶接ができない素材で作られている指輪に向いていて、内側の刻印も残すことができます。
外側に細工がない場合にのみ、この方法でサイズを小さくすることができます。
これらのサイズ直しを依頼する際は、基本的には、購入したブランドのアフターサービスに依頼するのが一般的ですが、何十年とアフターサービスを提供してくれるブランドは少ないものです。さらに、サイズ直しには時間がかかることがほとんどです。
しかし、Akira jewelryでは、持ち込みでの指輪のサイズ直しが可能であり、そのうえ納期も早いため、すぐに直したいという方は、ぜひご相談ください。
まとめ
婚約指輪と結婚指輪のサイズについてまとめてみましたが、いかがでしたか。
婚約指輪も結婚指輪も、ご自身やパートナーの指輪のサイズを正しく知り、ぴったり合うものを選ぶことがベストです。
結婚指輪は何十年と着けるものであるため、ゆるくなったりきつくなったりしてくるものですが、サイズ直しをすることで、違和感なく着け続けることができるでしょう。
指輪のサイズが合わなくなってきたと感じている方や、サイズが合わなくなったことによって着けていない指輪がある方は、ぜひ指輪のサイズ直しをご検討ください。
千葉県にある当店では、ジュエリーのオーダーメイド制作やリフォームなどを手掛けております。
熟練の職人が長年の実績と経験を活かし、お二人だけの特別なジュエリーを生み出します。オーダーメイド制作の他に修理、リメイク、リフォーム、リペアなども行っておりますので、ジュエリーに関することならお気軽にお問い合わせ下さい。東京からの制作依頼も承っておりますので、オーダーメイドジュエリーをご検討されている方はぜひお越し下さい。
千葉でジュエリーのオーダーメイドなら【 AKIRA jewelry 】 概要
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結婚指輪・婚約指輪などのオーダーメイドジュエリー制作、ジュエリーのリペア修理、ジュエリーリフォーム等。 |
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結婚指輪、婚約指輪のオーダーメイドは千葉の『AKIRA jewelry(アキラジュエリー)』にお任せください。ジュエリーのオーダーメイドの他に、ジュエリーリフォーム・リメイク、サイズ直しなどのリペア修理、オリジナル商品の制作・販売も行っております。店舗はJR総武線 稲毛駅から徒歩5分にあり、東京方面からもお越しいただきやすくなっております。ご来店をお待ちいたしております。 |