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鍛造と鋳造の結婚指輪の違い|強度とデザイン性から選ぶ理想のリング

結婚指輪を探していると「鍛造(たんぞう)」と「鋳造(ちゅうぞう)」という言葉を目にすることがあります。どちらも指輪の製造方法を表していますが、違いをしっかり理解して選ぶ方はまだ少ないのが現状です。せっかく一生ものとなる結婚指輪ですから、その違いを知ってから選ぶことが大切です。今回は、鍛造と鋳造の指輪の特徴やメリット・デメリットを、わかりやすくご紹介します。


鍛造とは?強さを追求した製法

「鍛造」は文字通り「鍛えて造る」製法です。金属を叩き、延ばし、圧力をかけることで密度を高めていきます。日本刀や伝統工芸の道具と同じように、金属に力を加えて鍛え上げるイメージです。

鍛造リングの大きな特徴は「強さ」。金属内部のスキマや気泡がなくなり、ぎゅっと詰まった状態になるため、通常の鋳造リングと比べて3〜5倍の強度があるとも言われます。結婚指輪は日常的に身につけるため、強度が高いことは大きな安心材料です。

また、変形しにくいのも魅力です。長い年月をかけても形を保ちやすいため、仕事や家事などで手をよく使う方には特におすすめの製法です。


鋳造とは?自由なデザインを叶える製法

「鋳造」は「鋳型に金属を流し込んで造る」製法です。溶けた金属を型に流し込み、冷えて固まることで指輪が出来上がります。ジュエリー製作の世界では最も一般的な方法で、複雑なデザインや繊細な模様を表現できるのが魅力です。

ただし、溶けた金属が固まる過程でどうしても微細なスキマや気泡が入りやすく、鍛造と比べると強度はやや劣ります。そのため、力仕事をされる方や長年の使用で変形が心配な方には注意が必要です。

一方で、デザインの自由度が高いため、曲線的なフォルムや華やかな装飾を施した結婚指輪を選びたい方にとっては大きなメリットになります。


鍛造と鋳造の違いをわかりやすく

製法の違い

強度

デザイン性

👉 まとめると、鍛造は「手仕事の強さ」、鋳造は「自由なデザイン」が大きな魅力です。


結婚指輪選びにおけるポイント

結婚指輪を選ぶとき、多くの方はデザインに目を奪われがちです。しかし、日常的に身につけるものだからこそ「耐久性」も忘れてはいけません。

どちらが正解というわけではなく、それぞれのライフスタイルや価値観によって最適な選択は異なります。


akira jewelryの鍛造リングへのこだわり

当店 akira jewelry では、特に「鍛造の結婚指輪」に力を入れています。大量生産では作れない「手仕事の強さ」を大切にし、お客様一人ひとりの想いに合わせて丁寧に仕上げています。

プラチナやゴールドの持ち込みも可能で、工賃は5万円から。刻印も無料で承っております。強度が高く、日常使いに安心な鍛造リングを、ぜひその手で確かめてみてください。


まとめ

結婚指輪の製法には「鍛造」と「鋳造」があり、それぞれにメリットがあります。

一生に一度の結婚指輪だからこそ、見た目の美しさだけでなく「どのように作られているか」にも目を向けてみましょう。鍛造と鋳造、それぞれの魅力を理解した上で、自分たちにふさわしいリングを選ぶことが、後悔のない選び方につながります。


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